トレッキングガイド

Trekking Guide

トレッキングはじめよう

準備するものは?


1.リュック(ザック)

普段使いのザックでもOK。中身は水筒、レインウェア、肌着、懐中電灯、コンパス、防寒シート、文房具、タオル、食糧(おやつ・おにぎりやパン)、ビニール袋、薬類、ウェットティッシュなど

2.帽子(ハット)

日よけや頭の保護。寒い季節には防寒用

3.サングラス

日よけと目の保護。山歩きには必要

4.靴下

靴ずれや足の保護のため厚手のウールがベスト

5.

トレッキングシューズはソールが固く疲れないものを。日帰り山歩きならスニーカーでもOK。

リュックの中身って?


1.リュック(ザック)

トレッキング(登山)は最小限の荷物でなるべく軽量化して歩くのが理想です。しかし必要なものまで減らしてはいけませんよね。

まず雨具(レインコート)と防寒シートは必需品。リュックの中身は防水パックなどに入れて必ず防水にしましょう。

ステンレスマグボトル(保温ポット)はおすすめ。冷たい飲み物以外にも暖かい飲み物は体が回復します。エネルギーになるような非常食も、あれば安心。

LEDライトは万が一、日が暮れたときなどいろいろと役に立ちます。キズ絆創膏やテーピングも必需品。虫除けや日焼け止めもあったほうがいいです。

ウェア選びって?


1.重ね着が基本

トレッキング(登山)の服装は、どういう組み合わせで着るかという「重ね着」が基本です。

基本は肌着(アンダー)、中間着(ミッド)、外着(アウター)と組み合わせてみましょう。アンダーで汗を出し、中間着で保温し、アウターで雨風をしのぐということなんです。

汗で濡れてもすぐに乾かないコットン製品は体温を奪ってしまうので避けましょう。肌着は吸湿速乾性が高いポリエステル系などがベストです。

メッシュ素材で肌にピッチリとフィットするアンダーウェアが登場!体温コントロールや保温性があります。またサポートタイツ(下半身のタイツ)は、ひざや腰まわりをテーピングするような効果があり負担を軽減してくれます。

山のルールとマナー

コース選びのポイント


登山口から山頂までの標高差がありすぎないか、危険箇所がないか、水はちゃんと確保できるかなどを確認しましょう。

初めてで自信がない人は標高差が少なくコースタイムが短い登山道を。事前に知っておきたい「エスケープルート」とは怪我や疲れてしまったときにショートカットして途中から下山できるルートのことなのでしっかりチェック。

登山中万が一事故にあってしまった場合、他人が確実に足どりを追えるよう登山コースやメンバーなどが記入された「登山計画書」を作っておきましょう。簡単なメモ書きでもOKです

山あるきのルール


1.コースの外に踏み込まない 2.ゆずりあい、渋滞を作らない 3.基本的に右側通行 4.登りの人が優先 5.「こんにちは」のひと声 6.ごみは持ち帰ります

山のきまりごと

登頂の記念にと植物や石などを持ち帰ってはいけません。また、外来の植物や動物を山に持ち込まないのもルールです。登山口では靴裏についた種子を落とすなどの対策をしましょう。かわいい野生動物にエサを与えるのも禁止です。エサをもらった動物は人へ近づきすぎるようになったりします。

登山道をふさいで休憩したり写真を撮ったりするのはマナー違反。後ろから早いペースの登山者が来る場合は、山側によけたり安全な所で待ったりするなどして道を譲りましょう。登山道は基本的に登り優先です。これは下りの人のほうが相手に気づきやすいため。譲り合うことが大切です。

日本山岳遺産基金「山のマナー」より

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